2015年8月6日 22:51
三菱、サイクロン式掃除機「風神」の新モデル - ゴミを「吹き飛ばす」掃除を提案
●「排気で掃除」という新提案
○エアブロー機能で掃除のスタイルを一新
TC-ZXE30Pの最大の特徴ともいえるのが「エアブロー」機能だ。これは、ゴミを「吹き飛ばす」ことで掃除をする、ブロワーのようなものだ。三菱電機が「日常で気になる汚れ」に関するアンケートを実施したところ、ベランダや玄関などの汚れが気になるという意見が多数あった。そこで、99.999%の捕集率を実現した排気で、ゴミを吹き飛ばして掃除するエアブロー機能が開発されたという。
エアブロー機能を使用すれば、掃除機で吸い込みにくい玄関の落ち葉や砂、窓のサッシレールに入り込んだゴミも吹き飛ばせる。また、テレビの裏や冷蔵庫の横など、掃除機のヘッドが入らない場所の汚れを一度エアブローで吹き飛ばして掃除するといった使い方もできる。
ちなみに、従来モデルTC-ZXD30Pの排気風速は5m以下だったが、新モデルのエアブロー機能は風速40m。これは従来、電源コードを冷却するため、2つに分散させていた排気を1本にまとめることで実現した。
そのかわり、電源コードの冷却は吸気によって行っているという。また、新製品について解説した岩原氏によれば、「集中排気で強力に風を吹き出すことができるのは、99.999%ゴミを除去したキレイな排気があってこそ」