2015年8月11日 10:30
ベトナム航空・A321が誘うベトナム中部旅行 - 初の直行便で触れるフランス譲りのサービス
VN319便のキャビンはビジネスクラス16席、エコノミークラス162席の計178席でレイアウトである。
A320は国内LCCの各社が運航しているので乗った人は多いだろうが、長胴型のA321は日本では体験できるチャンスが少ない。ANAが1990年代後半から一時期飛ばしていたものの、わずか10年で日本の空から姿を消した。ダナンへの旅はその意味でも、多くの飛行機ファンにとって魅力かもしれない。
○伝統のアオザイを着用するCAたち
VN319便の成田出発は15時25分。機内では、いつものアオザイ姿のクルーたちが出迎えてくれた。ベトナム航空というと、尾翼に金色の 蓮(ハス)の花をあしらったブルーグリーンの機体とともに、まず思い浮かべるのがこのアオザイの制服だ。アオザイの色は初期の淡いブル ーから、日本に乗り入れたころにはピンクに、その後は真紅に変わっている。
そしてこの7月からはグリーンと黄色にチェンジすることが発表された。
「ベトナムでは特別なお客さまをおもてなしする際に、伝統のアオザイを着る習慣があるんですよ」と、日本人クルーが説明してくれた。 「私たちの制服も、一人ひとりにピッタリのサイズに作るため、採寸は20~30カ所にもおよびます。