くらし情報『Pythonで学ぶ 基礎からのプログラミング入門 (13) 正規表現をマスターしよう』

2015年8月17日 11:00

Pythonで学ぶ 基礎からのプログラミング入門 (13) 正規表現をマスターしよう

Pythonで学ぶ 基礎からのプログラミング入門 (13) 正規表現をマスターしよう
正規表現は「文字列のパターン」が、ある特定の文字列にあるかどうかを調べたり、その一部を抽出したりするための機能です。初心者にはかなり難しい部類のテクニックですが、Pythonだけではなくほぼすべてのメジャー言語でサポートされている機能ですので紹介させていただきます。なお、正規表現の「文字列のパターンの指定の仕方」はどの言語でもほぼ同じですが、関数などには若干の違いがあります。

○正規表現の概要

PC上の画像ファイルを検索する際に“*.jpg”などという形で指定したことはありませんか。これは“.jpg”という拡張子がつくファイルすべてということなので、“*”は「なんでも」という意味になります。

正規表現は“*”を「なんでも」と解釈したように、「文字列のパターン」を定義する特別な書式だといえます。書式を覚えるのはなかなか大変で、初心者のうちは使いこなすのが難しいと思いますが、基本を覚えるだけでもそこそこパワフルな使い方ができます。

正規表現の書式について扱う前に、実際にその利用例を見てみましょう。
文字列が数字からのみ構成されているかどうかをチェックする関数を書くとします。いろいろな実装方法があると思いますが、今回は文字列の一文字一文字が0~9の数字であるか否かをチェックし、すべて数字なら文字列は数字と判断するというアルゴリズムで書いてみます。

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