2015年8月20日 21:09
V字回復中のホームプロジェクター市場 - エプソン、新モデル投入で「一層の開拓促進」
からのワイヤレス接続を可能にした。ほかにも新ホーム画面の採用(操作性の改善)、本体内蔵スピーカー(5W)といった点が強化されている。
●レンタルサービスを活用しよう
○TVを見ない「すべてスマホですませる」ユーザーにアピール
最後に、エプソン販売の蟹澤部長が販売戦略を述べた。ホームシアタープロジェクターで大きく伸びているのが、EH-TW5200に代表されるフルHD対応の低価格機だ。これによってホームシアタープロジェクター市場が回復し、さらに拡大、開拓された。
エプソンは単に販売数を伸ばすだけでなく、市場をさらに活性化させるための施策を行っており、今後も継続していく。一例としては、体験イベントやレンタルサービスがあり、新製品の展示店舗も100以上におよぶ。レンタルサービスに関しては、週末を含めた4日間のレンタルを6,000円で行っているが、レンタル利用者の実に35%が製品を購入するにいたっている。
EH-TW5200が売れた大きな理由は「ハイコストパフォーマンス」としているが、近年の市場動向はスマートフォンやタブレットに寄っていると分析。新モデルのEH-TW5350に無線LAN機能を標準搭載したのは、スマートフォンやタブレット(もちろんパソコンも含む)