2015年8月24日 15:10
世界に先駆け、日本で先行発売! - beyerdynamicのフラッグシップヘッドホン「T1 2nd Generation」のこだわりとは
など、いわゆる「プロ向け」の製品を中心に高い信頼を得ている。
発表会で繰り返し語られたのは、「ものづくり」へのこだわりについて。ドイツの工場では数百人の職人それぞれが品質やコンセプトへの誇りを持ち、自分たちのベストをつくした製品をリリースしているという。
T1 2nd Generationは、2009年に発売されたフラッグシップヘッドホン「T1」の第2世代。現行T1を、ユーザーの意見を反映しつつ改良したモデルで、推定市場価格は税込130,000円前後となっている。たとえば、ユーザーから指摘を受けていた低音のおとなしさについては、ただブーストを上げるのではなく、音の輪郭をソリッドにしつつ温かみのある音になるよう注意したという。高域もただ強くするのではなく、適切な高音が聞こえるように設計するなど、バランスのとれた音を追求している。
音質を調整する上で最も手が加えられたのは、同社の独自技術「テスラテクノロジー」を採用したドライバーだ。
テスラテクノロジーは、バッフル形状のドライバーに1テスラ(10,000ガウス)の磁束密度を持つリング型マグネットを使用することで、音の効率と解像度を高めるもの。