2021年7月26日 17:08
庵野秀明氏、『エヴァ』完結に安堵 新たな目標「実写映画を何本か作りたい」
とエヴァが世界で愛され続けている理由について見解を述べた。
また、過去にテレビシリーズと『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』で2度終わりを迎え、今回が3度目となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラストに関して、「おおむね最初から決めていました。漠然とあった終わり方が、少しずつ形を変えて今回の終わりに行きつきました。ディティールは変化しましたが、根本的には変わっていません」と、ラストの制作秘話を明かした。
さらに「今年61歳になったので、エヴァではなく実写作品の映画を何本か作りたいと思っています。アニメーションは、今後実写作品を数本作ってから、またやれるチャンスがあればと思っています。まだ何も決まっていませんが」と今後の展望を語りつつ、「実写作品とアニメーション作品の制作の仕方は全く違います。アニメーションでは出来ないこ
とを実写で色々と描けるので、本当に楽しみにしています」と笑顔で語り、新たな目標に向かって強い意欲を表した。
最後に、「『エヴァンゲリオン』に限らず、僕の描く作品は基本的には日本で暮らす人たちに向けたドメスティックな内容です。そのような作品が世界の人に愛されているのは本当にありがたく、光栄です。