PC-BSDチームは8月24日(米国時間)、「Official PC-BSD Blog ≫ PC-BSD 10.2-RELEASE Now Available」において、PC-BSDの最新版となる「PC-BSD 10.2-RELEASE」の公開を伝えた。ワークステーション(デスクトップ)向けのPC-BSD Desktopとサーバ向けのTrueOS Serverが提供されており、ダウンロードページからHTTPまたはTORRENT経由でインストールイメージをダウンロードできる。それぞれVirtualBoxおよびVMware向けの仮想ディスクイメージも提供されている。
「PC-BSD 10.2-RELEASE」の主な変更点は次のとおり。
ベースをFreeBSD 10.2-RELEASEへアップグレード
デュアルブートを実現するためのインストール機能のバグ修正と機能拡張
新しいCDサイズのインストーラの提供(ネットワーク経由でのインストール。GUIベースのWifi設定機能込み)
Jail管理バックエンドをiocageへ変更
インストール時ディスクマネージャを選択可能
Life-Preserverレプリケーションのバグ修正と改善
ログインマネージャにおけるローカリゼーションオプションの改善
インストール時にsshdおよびIPv6に関する有効/無効を選択可能に変更
AppCageに新しいプラグインシステムを導入(あらかじめビルドされたJail環境のダウンロードが可能に)