2015年8月25日 20:47
あやしい電話はもう鳴らない - シャープ、振り込め詐欺対策ファクシミリ第2弾
を追加している。
○迷惑電話を取らずにすむように
現行のUX-AF90CLは、ユーザーが「お断り番号リスト」に登録した番号を自動的に着信拒否するシステムとなっている。つまり、お断りリストに登録するには、迷惑電話に一度出る必要がある。そこで新モデルでは、情報通信業を展開するトビラシステムズの「迷惑電話フィルタ」を採用。ユーザーが登録していない迷惑電話もフォローできるようになった。
迷惑電話フィルタは、警察や自治体が記録している犯罪使用番号、トビラシステムズが独自に調査した迷惑番号、トビラシステムズがユーザーから報告を受けた番号を集めた「迷惑電話データベース」に基づき、迷惑電話を自動的に着信拒否するシステム。データベースには約2万の電話番号が登録されている。登録件数は日々増加しているが、UX-AF91CLとUX-AF91CWはトビラシステムズのサーバーに定期アクセスすることで、常に最新のデータベースを入手する。
○振り込め詐欺対策を、電話の機能がフォローする
発表会では、シャープ モバイル事業本部 モバイルソリューション事業部長 辰巳剛司氏が、昨今の振り込め詐欺被害状況を紹介。2015年に起こった詐欺事件の約8割が振り込め詐欺であること、固定電話の購買層と振り込め詐欺の被害者層が一致していることから、「ユーザーが思わぬ落とし穴にはまらないよう、電話機能で対策することが我々の社会的役割」