ギネス認定のプロ・ゲーマーから勝負哲学を学ぶ - 『勝ち続ける意志力』
結果は4連覇ではなくベスト8で終了。その時はあまりにものショックで、半年ぐらいゲームから離れることになったらしい。
この失敗から、ウメハラは「自分を痛めつけることと努力することは違う」ということを学んだという。たとえ15時間ガムシャラに努力したとしても、何の発見も変化もなく、ただ自分を痛めつけただけだとしたらそれは無意味だ。逆にわずか3時間であっても、小さな発見や変化があれば自分は成長していける。努力は重要だが、同時に質も追求していかなければ成長し続けることはできない。
○とりあえず目の前の階段を上がる
「どうすればゲームが上達しますか?」と質問された時、ウメハラは「まずは目の前のことに集中する」ことを勧めるそうだ。世界一になるために、登らなければならない階段の数はあまりにも多い。
しかし、目の前に見えている階段を数段登ることはできる。そうやって5段ぐらいずつ登っていけば、いつかは500段に到達する。淡々と、日々少しずつでも成長し続けることが、いつかとんでもない高みにいることに気づく日が来るかもしれない。
本書を読んでやる気になった人は、ぜひ少しずつでも階段を登り続けていただければ幸いだ。
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