くらし情報『3Dプリンタを試作ではなく最終製品に活用する時代が到来 - Stratasys』

2015年8月28日 10:21

3Dプリンタを試作ではなく最終製品に活用する時代が到来 - Stratasys

我々には、3Dプリンタを活用することで、何ができるのか、何が作れるのか、といったことをより広く知ってもらうための取り組みと、そのための専門性の向上が責任として求められている」(同)とし、ユーザーと共に専門性を培っていくための支援を日本でも行っていきたいとした。

そうした取り組みの具体例の1つとしては2014年に設立されたバーティカル・ソリューション事業部がある。Stratasys バーティカル・ソリューション事業部ヴァイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのRichard Garrity(リチャード・ガリティ)氏は、「最終製品の製造での活用に向け、自動車や航空、医療、一般消費財といったさまざまな産業で用いられるパーツに向けた専門性を自社で有する必要が出てきており、それぞれの業界におけるニーズと、それに対する意味のある解決策の提案を目指すのが我々の使命」と、同事業部の役割を説明する。

さらに、最終製品の部品などを直接3Dプリンタで製造できるようになってきたことで、「これまでの設計・製造手法では困難であった複雑なパーツ形状や、複数のパーツの統合なども容易化され、それによりこれまでなかった特注製品に特化したビジネスが生み出されたり、特殊治具の生産による生産性向上などが図れるようになった」

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