くらし情報『東京都「ホテルオークラ東京」本館閉館--緑地・オフィスもある高層ホテルへ』

2015年8月31日 05:30

東京都「ホテルオークラ東京」本館閉館--緑地・オフィスもある高層ホテルへ

東京都「ホテルオークラ東京」本館閉館--緑地・オフィスもある高層ホテルへ
ホテルオークラ東京(東京都港区虎ノ門)は8月31日、昭和37年(1962)5月20日の開業より53年間にわたって国内外の人々をもてなしてきた本館を閉館し、9月1日より2019年春開業を目指して建て替え工事に入る。

新本館はホテルオークラ建築の基本である「日本の伝統美」を継承しつつ、設備面においては最新の機能を装備する。ホテル客室数は約550室を配置し、国内外の人々の多様なニーズに対応していくという。同時に、2棟のうち高層棟にはオフィスを配置する予定となっている。

敷地のおよそ半分にあたる約1.3haを緑地として整備し、都心の貴重なオアシスとして周辺地域に提供する。緑地化で地域の活性化に寄与するとともに、災害時には一時避難場所として地域の安全と安心の実現を目指す。現況敷地面は約2万6,200平方メートル、建物延床面積は約18万平方メートル、建物高さは約195m(地上38階、地下6階)となる。

本事業計画に伴い、現本館におけるホテル営業は8月31日にて終了となるが、別館においては現本館の一部施設を移設し、ホテル営業を継続する。
別館もこの7月~8月の2カ月間にわたって、ホテルオークラ東京の機能を集約するための改修工事を実施した。

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