くらし情報『小笠原沖地震でなぜ多数のエレベーターが停止したのか? 正しい防災知識を』

2015年9月1日 10:09

小笠原沖地震でなぜ多数のエレベーターが停止したのか? 正しい防災知識を

小笠原沖地震の際には、1~2分で自動復旧したという。

三井不動産が展開する「三井のオフィス」では、高層以外のビルについても、構造的に可能な建物は順次導入していくとしている。

○「三井のオフィス」の防災機能

「三井のオフィス」では、自動仮復旧機能を備えたエレベーターだけでなく、そのほかにも防災対策を行っている。

例えば、非常用発電機の稼動時間を72時間稼動に強化している。東京都の帰宅困難者対策条例では、従業員向けに3日分の食料などを備蓄するように推奨されている。この条例を受け、「三井のオフィス」では主要ビルの非常用発電機を48時間稼動から72時間稼動への長時間化に向けた、備蓄燃料の増強を進めており、3日間オフィスで待機する人が問題なく過ごせるような対策を行っているという。また、入居しているテナント向けに、1日分の飲食料も用意している。

断水した場合には、一部のビルでは井戸を掘削し、地下水を汲み上げて使用できるような仕組みも用意されている。


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「天災は忘れた頃にやってくる」と言われるが、いざという時に、防災に対する正しい知識があるかどうかで、動き方や心持ちが変わってくるだろう。

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