2015年9月2日 12:14
【VMworld2015】ヴイエムウェアが仕掛ける「ユニファイド・ハイブリッド・クラウド」とは?
SDDCの複製やライフサイクル管理、さらに仮想/ロジカルなリソースだけでなく、物理リソースも同時に管理できるのが特徴だ。搭載されている「Hardware Management Services」により、異なる種類のスイッチサーバ、配電ユニット(PDU)などの各ハードウェアを抽象化し、管理できる。
「EVO SDDC Manager」とほかのSDDC Managerを組み合わせることで、1つのEVO SDDCとして、素早くスケールアウトすることが可能だという。当初、VMware EVO SDDCは、パートナーであるデル、QCT(Quanta Cloud Technology)、VCEからOEMの統合システム製品として提供される。
もう1つ拡張で注目すべきが「Cross-Cloud vMotion」である。これは、オンプレミス環境と、vCloud Air(パブリッククラウド)間でライブワークロードマイグレーションをシームレスに実現するものだ。基調講演では、サンタクララ(カリフォルニア州)のオンプレミス環境で稼働しているLDAPサーバを、バージニア州にあるvCloud Airのデータセンターへ移行するデモンストレーションが行われた。