2015年9月2日 12:14
【VMworld2015】ヴイエムウェアが仕掛ける「ユニファイド・ハイブリッド・クラウド」とは?
基調講演ではVMwareのユーザー企業である米国DIERC TVのCIO(最高情報責任者)であるMike Benson(マイク・ベンソン)氏が登壇し、One Cloudへのアプローチなどについて語った。
現在、DIERC TVはすべてのデバイスにコンテンツをストリーミング配信している。ハイブリッド・クラウド環境は5年前に構築した。その目的は、視聴者向けコンテンツを顧客に近い環境に配すること。また、人気スポーツの決勝戦などは視聴者が急増し、ネットワーク・トラフィックが膨大になるため、それに耐えうる環境を構築するためだ。同社ではネットワーク仮想化のためのプラットフォームソフトウェアであるVMware NSXを導入し、ネットワークキャブシティの課題を克服したという。
○ハイブリット・アプリにベストな「ユニファイド・ハイブリッド・クラウド」
今回のコンファレンスでVMwareは、「ユニファイド・ハイブリッド・クラウド」という言葉を打ち出した。これは、「ハイブリット・アプリケーションに最適化されたクラウド・インフラストラクチャ」を意味する。
米VMwareでクラウドサービスゼネラルマネージャ上級副社長であるBill Fathers(ビル・ファーザース)