くらし情報『三田会長が10年温めてきた技術 - 日本通信がモバイルセキュリティに参入、VAIO Phoneの真の狙い語る』

2015年9月4日 12:46

三田会長が10年温めてきた技術 - 日本通信がモバイルセキュリティに参入、VAIO Phoneの真の狙い語る

日本通信は2001年、DDIポケット(現在はソフトバンク)のPHS回線を用いたMVNOとして事業を展開し、翌2002年にはM2M(機械間通信)用のデータ通信サービスを提供している。

だが、M2Mのサービスを提供してから半年程経過した頃、そのPHS回線がDos攻撃やDDoS攻撃に遭うようになったとのこと。M2M用の機械に重要なデータがある訳ではないが、回線が細いため攻撃を受けることで通信自体が利用できなくなるなどの問題が発生したのだそうだ。

そうした経験から日本通信では、無線通信のセキュリティを担保するための取り組みを積極化。通信の部分に関しては、無線専用線の実現によってその問題を解決したが、セキュリティを高めるにはデバイス側の対応も必要になる。そこでモバイルに適したセキュリティ技術を持つ会社を探し、2006年に米国のArxceo社を買収。同社の技術を基に10年間研究を進め、完成したのがモバイルIDSになるそうだ。

企業のネットワークと、モバイルのネットワークとの大きな違いは利用のされ方にあると、福田氏は話す。
企業ではP2Pや動画の視聴を制限するなど、ポリシーを作ることで均質的な運用がしやすい。

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