くらし情報『バッファローがオーディオ用ハイエンドNASをリリースする意味とは? - ハイレゾオーディオ向けブランド「DELA」シリーズ説明会レポート』

2014年2月21日 19:00

バッファローがオーディオ用ハイエンドNASをリリースする意味とは? - ハイレゾオーディオ向けブランド「DELA」シリーズ説明会レポート

N1Zの内部はH型クロスフレームを配置した左右対称設計だ。

開発プロジェクトリーダーの山田祐輝氏によると、N1Aに内蔵されているHDDは東芝製だが、これも、幾種類ものHDDの動作音を聞き比べて、リスニングに影響の少ない音のものをチョイスしているという。大電流を必要とし、消費電力の振れ幅が大きいストレージ部分と、消費電力が少ないLANポート部分とで電源を分離することで、安定的な動作を確保しているとのことだ。

また、共振を抑えるために各パネルを0.3mmずつ離すセパレート構造を採用。組み立ては水平を出した石板製の定盤の上で行われ、同社で設定した基準をクリアした工員のみが、この工程を行っている。

○NASである必然性ははたして?

リスニングルームで他のオーディオ機器のそばに設置し、プレーヤーとダイレクトに接続するのならば、NASである必然性は?という疑問が当然わいてくる。USB接続タイプのストレージではだめなのだろうか。

同社によると、オーディオグレードのUSBストレージがあってもよいかとは思うが、DMCを利用できるという利便性もあり、オーディオ分野では現時点でNASという形態のほうが受け入れられているとのことだ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.