くらし情報『日本のシェアは何%? - 2015年の地域別半導体売上予測をIC Insightsが発表』

2015年9月9日 08:00

日本のシェアは何%? - 2015年の地域別半導体売上予測をIC Insightsが発表

次いで、コンシューマエレクトロニクス(家電)用が11.3%、自動車用が7.3%と続く。日本では、今後の車載半導体市場に対する期待感が大きいが、世界車載半導体市場の2012~2018年の平均成長率は年率6%程度と予測され、2018年時点でも世界IC売上総額に占める割合は8%に達しない。今年は欧州の車載半導体が世界IC売上総額の2.5%とアジア(2.4%)とは僅差でトップシェアを確保する見込みだが、2016年は中国がトップに躍り出ると同社では予測する。背景には中国での自動車生産の成長が期待されるためである。

アジア太平洋地域は、コンピュータ分野と通信分野で他の地域を大きく引き離して圧倒的なトップシェアを誇る。家電用や産業用でもトップシェアだが、絶対額はコンピュータ・通信分野向けに比べて桁違いに少なく、他地域との差も大きくはない。政府・軍事用は、全体の1%にも満たない小さなマーケットだが、米国がトップシェアを握っている、中国は他のすべての分野でトップシェアを握るが、アジア勢にとって2018年に至るまで政府・軍事用はトップシェアは取れない唯一の市場となろう。グローバルには、通信用がコンピュータ用を2013年に初めて追い抜いたが、2015年にその差は2.7ポイントまで広がるだろうとの予測がでている。

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