ヴイエムウェア三木会長が語る、パートナーとの「協業」と「競合の可能性」
と語る。
日本市場においても、パートナー向けプログラムの「VMware vCloud Air Network」(vCAN)が堅調な伸びを見せるなど、ハイブリッドクラウドに対するニーズは着実に広がっている。三木氏も、「(VMware vCloud Air Networkは)世界クラウド市場の99%をカバーしており、4000社超のパートナーを有する。日本でもキャリア系、メーカー系、データセンター系、SI系、ISP系など、主要140社とのパートナーシップを締結している」と、その実績を強調する。
現在ヴイエムウェアは、従来の従量課金(RENTAL)モデルのほか、ヴイエムウェアのクラウドサービス「VMware vCloud Air」上でサービスプロバイダーが独自のサービスを構築し、自社の顧客に提供する「Managed Service Provider(MSP)モデル」も提供している。例えば、ニフティは、VMware vCloud Air上で展開した災害復旧(DR)に特化したサービスを、「ニフティクラウド DRサービス with VMware vCloud Air Technology」として自身の顧客に提供している。