くらし情報『中小企業にとってのマイナンバー制度とは? (13) マイナンバーの利用・提出 よりセキュアに対応するためにほしい機能』

2015年9月14日 10:00

中小企業にとってのマイナンバー制度とは? (13) マイナンバーの利用・提出 よりセキュアに対応するためにほしい機能

中小企業にとってのマイナンバー制度とは? (13) マイナンバーの利用・提出 よりセキュアに対応するためにほしい機能
前回はマイナンバーの収集というマイナンバー取り扱いの入り口となるシーンで、オンプレミスのシステムvsクラウドのシステムの比較をみてきました。

今回はマイナンバーの利用・提出シーンについてみていきますが、ここはオンプレミスのシステムとクラウドのシステムで、明確な機能差がでるシーンではありません。そこで、マイナンバーの利用・提出というプロセスで、よりセキュアに対応するための機能などをみていきます。

○マイナンバーの利用シーンでよりセキュアに作業するための機能

オンプレミスのシステムでもクラウドのシステムでも、収集・入力されたマイナンバーは専用のデータベースに登録・管理されるようになっています。

では、年末調整など個人番号欄が設けられた書類を作成する作業を行う際に、マイナンバーはシステムでどのように取り扱われるのでしょうか。年末調整を例にとると、マイナンバーは社員情報と紐付けて管理されていますので、源泉徴収票など個人番号欄が設けられた書類をシステムで作成する場合、パソコン上の源泉徴収票画面にマイナンバーを表示することができます。ただし、マイナンバーの取扱担当者や責任者だけで年末調整作業をするのならばマイナンバーが表示されていても良いわけですが、それ以外の社員も作業するのであれば、取扱担当者や責任者以外の社員の場合はマイナンバーを非表示にする必要があります。

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