くらし情報『iOS 9の使い勝手は? 使用レポ(前編)』

2015年9月18日 12:12

iOS 9の使い勝手は? 使用レポ(前編)

だから基本的な用途はイラストや道案内なのだが、機能の洗練度には目を見張るものがある。

ペン先は極細/細/太の3種類が用意されているが、特筆すべきは「太」だ。利用したiPhone 6に筆圧感知機能はないため、タッチの強さで線の太さを変えることはできないが、線を自然に曲げることができる。

フェルトペンで「6」と書くときのことを思い出してほしい。当初の進行方向(斜め下向き)は幅広だが、方向がやや下向きに変わるあたりで線がやや細くなり、その後幅広に戻ったあと再度のカーブでやや細くなり……と、ペン先の向きにあわせて線の幅が変わる。キュキュッという音こそないものの、書き上がった線はまるでフェルトペンのようだ。

芸の細かさを感じるのは、線が重なった部分の色だ。以下のスクリーンショットでは、「7」の1画目と2画目が交わるところが濃くなっていることがわかるはず。
しかも重ね書きするほど色が濃くなるため、ペン先が赤の場合は赤黒さ、青の場合は青黒さをも表現できる。

かんたんに直線を引くことができる定規ツールも気が利いている。指2本で回転させれば、90度で交わる直線を引きマス目をつくるなど朝メシ前だ。

チェックボックスをかんたんに作成できる機能もうれしい。

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