就職したい業種では、1位は公的機関・士業であり、以下、金融・法人向けサービス、メディアの順となった。男性において金融・法人向けサービスの志望が低い以外は、学年別・男女別に見てもおおむね同様の結果だった。
逆に、就職したくない業種については、1位が金融・法人向けサービス、2位が自動車・重機械、3位が小売・外食となった。
就職先の選定で気になる点については、1位は給与額であり、以下、雇用形態、離職率と続く。学年別に見ると、雇用形態・勤務地・残業時間・残業代の有無・企業の業績といった項目について、1年生よりも2年生の方が大幅に高い回答率となっており、就職について、より具体的に意識していることがうかがえると同社は分析している。
将来望む就業の形は、「やりがいのある仕事をしたい」が1位、次いで「優良企業で安定的に働きたい」「出世して高収入を得たい」と続いた。学年別では、1年生よりも2年生の方が「やりがいのある仕事をしたい」という意向が強く、「出世して高収入を得たい」という意向は弱くなる傾向が見受けられる。今回の調査における就職したいと思う企業の上位20社を、2015年度卒業予定の学生(就職活動生)