2015年9月30日 15:43
NTTコム、ソフトウェア型セキュリティアプライアンスにWAF機能拡充
NTTコミュニケーションズは9月29日、顧客企業のプライベートクラウド基盤やクラウド事業者のサービス基盤などに実装できるソフトウェア型セキュリティアプライアンスにおいてWebアプリケーション向けファイアウォール機能(WAF)を拡充したと発表した。
今回、企業の基幹システム向けグローバルクラウドサービス「Enterprise Cloud」のオプションである「統合セキュリティアプライアンスWebセキュリティ」と、総合セキュリティサービスの「WideAngleマネージドセキュリティサービス」における顧客企業のプライベートクラウド基盤やクラウド事業者のサービス基盤向けにWAF機能を拡充した。
主な特長はWebサーバー向け機能を強化したセキュリティ対策のオンデマンド提供をグローバル統一仕様で実現。また、WAF利用開始前のチューニングレポートを無償で利用可能としたことに加え、独自SIEMエンジンによる自動分析・レポーティングを提供する。
これにより、顧客はクラウドにおけるIPSやURLフィルタリングなどの基本的なセキュリティ機能に加えて、Webサイト向けのセキュリティ対策を強化するWAFを利用できるほか、顧客による設定変更(セルフコントロール)