くらし情報『番茶の色は茶色? 緑色?? - 京都の老舗茶舗に聞いてみた』

2015年10月3日 12:58

番茶の色は茶色? 緑色?? - 京都の老舗茶舗に聞いてみた

、徳島県の「阿波番茶」、高知県の「碁石茶」などがある。もちろん、お茶の色のそれぞれ異なっているので、出身地によって緑色であったり茶色であったり、黒や黄色をイメージする人もいるだろう。

京都出身の担当編集者が茶色い番茶をイメージしたのは、京都で日常的に飲まれている番茶が「炒り番茶(京番茶)」のためだ。炒り番茶は、玉露や抹茶の茶摘後の畑で成長した葉を剪定のために刈り、その葉・茎・枝を蒸してからもまずに乾燥させ、さらに鉄板で炒ったお茶。茶葉の見た目は落ち葉のようで、燻した香りが特徴となっている。ほうじ茶と同じく茶葉に火を通すため、お茶の色は茶色なのだ。

また、炒り番茶は京都以外で飲まれることは少ないが、大阪をはじめとした関西では、ほうじ茶を日常的なお茶として飲んでいることが多いため、関西に住んでいる人は、番茶といえば茶色だとイメージする人が多いようだ。

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