2015年10月8日 12:45
おおたFab(FabLab:ファブラボ)OPENしました - イベントレポート
そのような場合でも、3Dプリンタで出力すれば早く安く自分の考えている形を実現化することが可能になります。
○自助具の製作
時間の関係で当日お話しはありませんでしたが、倉本さんは箸の自助具も作られています。市販の福祉製品もあるのですが、倉本さんの手にはなじまないようです。そこで3Dモデリングソフトでカタチをつくり、3Dプリンタで出力。何度もトライアンドエラーをして、実際に食事をされたそうです。特許出願中です。
3Dプリンタをはじめとする様々なデジタル工作機が使いやすくなり、機械を提供してくれる場所といろいろな知識を持った仲間やコミュニティがあるという条件が揃えば個人でもものづくりができることを倉本さんの活動は実証していると思います。
他にも、Maker Faireにも出展された ロボットの会 のみなさんの「ついてくるキリン」やオリンパスさんのオープンプラットフォームカメラ OLYMPUS AIRの展示と説明もあり、みなさん予定時間を超過して話がつきない様子でした。
○3Dデータの製作
3Dプリンタでオリジナルなものを作ろうとすると3Dデータが必要ですが、このところ急速に無料ないし安い3DCADや3DCGソフトが普及し、作るための環境が整ってきました。