2015年10月13日 19:05
CTC、SAPなどと共同で基幹系システムの安定稼働に特化したクラウドサービス
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は10月9日、SAPジャパン及び米Virtustreamと共同で、基幹系システムの安定稼働に特化したクラウド・サービス「CUVICmc2(キュービックエムシーツー)」の提供を2016年4月から開始すると発表した。
新サービスは、パフォーマンスやセキュリティの面で世界的に定評と実績があるというVirtustreamのIaaS技術をベースに、SAPなどの基幹系・ERPソリューションをCTCのデータセンターから提供するもの。また、既に統合業務ソフトウェア(ERP)であるSAP ERPを国内で使用している企業に対しても、クラウド環境への移行サービスを提供する。
SAPソリューションについては、データベースのトランザクション処理と分析処理を統合したインメモリ・プラットフォームであるSAP HANAや次世代ERPソフトウェアであるSAP S/4HANAなどの提供により、既にSAP ERPを使用しているユーザー企業のシステムのクラウド環境への移行を支援するとのこと。他のERPソリューションを利用したシステムに対しても、安定的かつセキュアな環境を提供するとしている。