2021年10月22日 12:32
池田エライザ、映画・音楽作りは「壮大なおせっかい。だからこそ…」 創作活動を語る
と即答する。「自分が書いた脚本を自分で監督する作品で、参加してくれた役者さんたちが今まで自分が人生で出会ったことのないような感情に触れてくれるなんて本当にすごいことです。彼らが『自分にこんな感情があるなんて、知らなかったです』と言ってくれる瞬間に自分が監督として立ちあえて、それをフィルムに収められたのは、すごいミイラを発掘したみたいな感覚でした」
これだけアグレッシブに様々なことを表現している池田だが、産みの苦しみなどを感じたりすることはあるのだろうか。
「大いにあります。私は、映画を作ることも音楽を作ることも、壮大なおせっかいだと思っているので。それらは、すごくお金がかかるおせっかいだなあと感じることがあります。でもだからこそ、1つの曲を世に出すにあたり、たくさんの人が関わることを意識しなきゃいけないなと思っています。曲を聴いたり、映画を観てくれたりする人たちに、どういう余韻が残せるだろうかということは常に考えます」というが、その一方で「すごく難産な時もありますし、途中で丸ごと捨てることもたくさんあります。
時代錯誤だと思ったらすぐに捨てます」と潔い一面もあるとか。
おそらく多忙を極めているに違いない池田だが「常に休みたくはあるんですが、休むと働きたくなるんです。