2015年10月27日 21:01
DDS、FIDOに準拠した勾玉型ウェアラブル指紋認証機器を11月末提供
利用シーンは、「店頭での支払い決済」「家でのロック解除や機器操作」「オフィスでの入退出や決済」「申請窓口での押印」など。例えば、郵便や荷物を送る際に受付にかざすことで、送り主や宛先の筆記・筆写、送料支払などが行えるような利用を想定する。
「magatama」本体は指紋認証センサーなどを搭載したモジュール部と、外装のホルダー部で構成される。本体サイズは直径31.0mm、厚さ9.0mm。重量は9.8g。電源はコイン型リチウム電池(CR2032)で、2色のLEDを内蔵する。
DDSでは「magatama」本体と「magatama」アプリ、FIDO認証局サーバを「magatama」プラットフォームとして訴求。現時点では、「magatama」の利用は専用アプリとサーバが必要だが、年明け頃までには、クラウドIDPサービスとしてサーバ機能を有償提供する計画だ。
また、モジュール部はホルダー部から脱着可能なため、アクセサリや時計に搭載するなど、多様なデザインが可能とし、magatama搭載商品の販売パートナー募集も推進していく。2016年出荷予定のNFC搭載モデルでは、TYPE-A(MIFARE)