くらし情報『マルウェアを含む1万件超の新たなスパムメール、トレンドマイクロが確認』

2015年10月28日 12:32

マルウェアを含む1万件超の新たなスパムメール、トレンドマイクロが確認

マルウェアを含む1万件超の新たなスパムメール、トレンドマイクロが確認
トレンドマイクロは10月27日、メールに添付したMicrosoft Office文書のマクロを利用して、オンライン銀行詐欺ツールをダウンロードさせる手口を新たに3件確認したとセキュリティブログで注意喚起した。

3種のマルウェアスパムは、すべて同一のオンライン銀行詐欺ツールを頒布するもの。Trend Micro Smart Protection Networkの観測によると、10月27日中に合計1万1000通以上の偽装メールを確認しているという。

手口は、実在の企業からの請求書送信を偽装するものが2種、ファクス受信の通知を偽装するものが1種で、いずれも不正マクロを含んだWord文書ファイルが添付されている。これらの手口は、先日報告された手口と酷似しており、日本時間の朝6時から1~2時間の間に送信が集中していることも共通している。

メールの受信者がWord文書を開いた場合、当初からマクロが有効になっている、もしくは、受信者が自分でマクロ機能を有効化してしまうと文書内の不正マクロが実行されてしまう。不正マクロは、インターネット上の不正サイトにアクセスし、ネットバンキングの認証情報を狙うオンライン銀行詐欺ツール「SHIZ」

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