2015年10月30日 12:00
標的型攻撃対策製品の需要は堅調、2019年までの年間平均成長率は7%に - IDC
これにより、同社はセキュリティ・インシデント対応サービスやマネージド・セキュリティサービスといった高度な専門知識を有するサービスへのニーズが高まると見ている。同市場の2014年~2019年における年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は7.1%で、市場規模は2019年には4799億円に拡大すると予測している。
特に、同市場の5割超を占めるマネージド・セキュリティサービス市場は、巧妙化するセキュリティ脅威に対する危機感の高まりから、外部の専門家に運用管理を任せたいという企業の意識変化と多層防御対策製品の導入が進展している。2014年の同市場の市場規模は1907億円で前年比成長率が9.7%と好調で、今年以降も巧妙化する標的型サイバー攻撃対策として多層防御機能を備えたセキュリティ製品へのマネージド・セキュリティサービスの需要が拡大するとIDCは予測している。
そのため、同市場の2014年~2019年のCAGRは8.2%と標的型サイバー攻撃向けセキュリティサービス市場の中では最も高く、市場規模は2014年の1907億円から2019年には2827億円に拡大すると予測している。
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