2015年11月2日 12:19
シリコンバレー101 (636) クラウドとデバイスの関係を再定義する第4世代「Apple TV」
マジックプライスを下回っている。第4世代の最大の特徴は、tvOSを搭載し、サードパーティがApple TV向けのアプリを開発でき、App Storeを通じてApple TVユーザーに提供できることだ。
中でも注目されているのがゲームである。ゲームはApple TVアプリのジャンルの1つに過ぎず、むしろTVでさまざまなジャンルのアプリを利用できるようになることがApple TVアプリの大きな可能性なのだが、そんなまだ体験したことのないアプリよりも「TVにつながるボックス」からゲームを連想するのが一般的である。Apple TVアプリの立ち上げ期において、ゲームは大きな役割を果たすことになるだろう。当然TVで遊ぶゲームだから、スマートフォン向けのひまつぶしゲームのようなものしかなかったら期待外れと言われる。しかし、PCゲームの世界では100GB超のゲームが現れている時代に、Apple TVのストレージ容量は32GB/64GBしかない。ストレージ容量を消費し過ぎないように、AppleはApple TVアプリのサイズを200MBまでに制限している。
これだとリッチなゲームには不足するが、200MBがアプリのすべてではない。