2015年11月3日 12:00
兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃 (35) もし「カレー沢薫」が改名するとしたら?
などという迂闊な名前を名乗り、さらにそれを裁判してでも守りたいというバカ野郎が現れたと想定して、新しいペンネームを考えてみたい。
○カレー沢氏の改名案を大公開
実は言うと答えはもう決まっている。「荒巻 シャケ夫」だ。
何故と言われても困る。「なんでカレー沢なんですか?」と聞かれて、何も答えられないのと同じだ。つまり、宣言通り同じ過ちを繰り返す気なのである。
しかしこれでは、もう一人のカレー沢(おそらく自称舞台俳優か何かだろう)も裁判を起こした甲斐がないので、「自分で名乗るのは無理だが憧れるペンネーム」について話したい。
私が憧れるペンネームとは、ずばりシンプルなペンネームだ、名字も名前もなく、三文字で終わるような名前にあこがれる。
漫画家で例を出すなら、ユニット名だが「うめ」さんみたいなのがかっこいい。
だったら自分も「米」とか「パン」などと名乗ればいいのだが、自分にはそれができない。昨今、キラキラネームが問題になっているが、私も子どもを持つとなったら「せっかく股間を痛めて生んだんだから、しゃらくさい名前の一つでもつけてやろう」と思ってしまう側の人間なのである。だから、せっかくペンネームを持つなら、ちょっとキレのある感じにしてやろうと思ってスベるのである。