くらし情報『早稲田大、学位取り消しに対する小保方氏のコメントに反論』

2015年11月4日 13:09

早稲田大、学位取り消しに対する小保方氏のコメントに反論

という見解を示している。

2.「担当教官によって『今回は合格する可能性はとても低い』と伝えられ、不合格の理由においても審査教官から『博士として認めることのできないのは一連の業界の反応を見ても自明なのではないか』とのコメントがあり、学術的な理由ではなく社会風潮を重視して結論を導いた」という小保方氏の主張に対して

これらのコメントについて、同大学は「前後の文脈を無視した引用である」と主張。「前者は、指導教員が最初の面談で、『提出すれば必ず合格するというわけではないので、合格できるよう修正していきましょう』と言ったことを指していると推定される。後者は、『不明瞭な疑惑がひとつでもある場合、またそれを解消する姿勢が著者に見られない場合、信頼できる博士および論文として認めるのは難しいことは、昨年の一連の業界の反応を見ても自明なのではないか』という改訂稿に対する指摘の一部だと思われる」としている。

3.「入院中、加療中で思考力・集中力などが低下している状態での修正作業となり、博士論文に能力を発揮できる健康状態ではないとの診断書を大学に提出。心身への状況配慮などは一切なされなかった」という小保方氏の主張に対して

同大学は、小保方氏より診断書が2回提出されたことを認めたうえで、「論文指導が小保方氏の健康状態に大きな影響を与え、取り返しのつかない状況に至ることを慮り、それゆえに医師の診断結果を考慮しながら対応することを常に心がけてきた」

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