2015年11月4日 22:38
ソフトバンク決算で、孫代表が後継者問題などについて言及
それが安心感に繋がっている」と孫代表は説明している。
PHSは廃止?
孫社長は、PHSについて「時代はPHSからスマホに移っている」と前置きした上で、「PHSを好んでいるお客さんもたくさんいる。エレベーターの中、ガスのメーターなどにはPHSのチップが入っている。M2Mなどでも利用されている」と説明。「需要のあるところは、サービスを進めないといけない。ただ継続、廃止の検討は常に行っている」と話した。
端末の割賦払いは分かりづらい?
総務省で進められている「携帯電話の利用料金」の引き下げ議論。端末の割賦払いが料金システムの複雑さを助長している、との声もあることについて、孫代表は「我々が参入する前の市場では、携帯電話は無償に近い形で提供されていた。
これにより、半年ごとに乗り換えていくような風潮もあった」と言及。
そして「ソフトバンクが参入して、端末と通信のサービスを分けた。端末メーカーから携帯電話を5~6万円で買い取って、お客さんには利用料から値引きして提供する。この"割賦販売"は、世界で初めての販売方法だった。当初、業界にもお客さんにも理解してもらえなかった」。しかし、いまや競合他社のみならず、世界中の通信事業者が割賦販売を採用している、とこれまでの経緯を説明した。