くらし情報『「詐欺サイト見分けられる」は過信、半数以上が失敗 - Kaspersky調査』

2015年11月5日 10:00

「詐欺サイト見分けられる」は過信、半数以上が失敗 - Kaspersky調査

具体的な内容では、よく知らないWebサイトに個人情報や金融関連のデータを入力する人が31%いたほか、「自分はサイバー被害に遭わない」と考えている人は46%だった。また、フィッシングの偽ページを見分ける項目では、正規のページを選択できたユーザーは24%にとどまり、正規ページと誤認させて認証情報を窃取するフィッシングサイトのみを選択してしまったユーザーは58%に達した。

ほかにも、10人に1人が不審なメールを受信しても確認せずに添付ファイルを開いていた。これは多くの場合、「悪意あるプログラムを自らの手で起動するのに等しい行為」とカスペルスキーは忠告している。また、セキュリティ製品が危険と判定して、プログラムのインストールを停止した場合、19%のユーザーがインストールを続行するためにセキュリティ機能を無効にするとしていた。

Kaspersky Lab プリンシパルセキュリティリサーチャーのデイヴィッド・エム(David Emm)氏は、「自己防衛本能は生存に関わる重要な能力です。現実世界では、金銭や所有物の盗難リスクを減らす方法を誰もが子供の頃から学び理解し、常にリスクを警戒していますが、インターネット上では自己防衛本能が鈍るようです。

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