2015年11月9日 15:02
ブラウザハイジャックなどからPCを守る - 「カスペルスキー 2016」を試す
この機能が有効の場合、カスペルスキー インターネット セキュリティは、許可されていないアプリケーションをすべてブロックする。その可否は、Kaspersky Security Networkから受け取った情報、アプリケーションのデジタル署名の詳細、アプリケーションダウンロードのインストーラおよびソースの信頼レベルに基づいて判断される。
猛威をふるう標的型攻撃などでは、パターンファイルによる防御は難しい。こういった機能と併用することで、より強固な対策となるだろう。
●カスペルスキー インターネット セキュリティの新機能
○カスペルスキー インターネット セキュリティの新機能
それでは、新機能を紹介しよう。まずは、システム変更コントロールである。一般的には、ブラウザハイジャックなどと呼ばれる行為を防ぐものだ。具体的には、
スタートページやブランクページの書き換え
ツールバーの追加
検索エンジンの変更
などがある。
問題は、ユーザーの意思とは無関係にインストールされ、閲覧履歴を送信したり、不要な広告を表示する。さらには、元の状態に戻すことが難しいこともある。フリーウェアをインストールする際に、同時に行われることが多い(よくみれば、確認できなくもないが、気付かないことも多い)。