2015年11月12日 16:52
長押しで検索!Googleの新検索機能「Now on Tap」が日本でスタート
ホームパーティの打ち合わせをハングアウトで行っているという設定での会話で、「フォンデュでもどう?」と表示されている状態でホームボタンを長押しすると「フォンデュ」をキーワードとして抽出し、検索した結果がカード表示される。
カードの中にはブラウザで検索結果を表示する「検索」ボタンの他に、クックパッド、食べログといった関連するアプリのボタンも表示されており、これをタップすると該当アプリでキーワードを検索した結果の画面が直接表示された。
大量のテキストが表示されている状態でも固有名詞などを複数抜き出した検索が行われ、地名や店名の場合には地図を直接開くボタンも表示された。さらにLINEで日付や時間を含んだ会話を行った場合、それを予定としてカレンダーに書き込むカードも表示された。
○「Now on Tap」を実現する3つの技術
この動作を実現しているのが、3つの技術だ。1つ目はグーグルが2012年に発表した「ナレッジグラフ」だ。キーワードが示すものが場所か、人か、物かといったことを識別したり、関連情報をひもづる役割を持っている。2つ目は「自然言語処理」だ。
人が会話の中で使うような言葉をコンピューターが処理する技術となる。