くらし情報『2015年の世界半導体売上高トップ20はどうなる? - IC Insightsが予測を発表』

2015年11月13日 13:04

2015年の世界半導体売上高トップ20はどうなる? - IC Insightsが予測を発表

最高の成長率を示したAvago(+23%)と最悪の下落率を示したルネサス(ドル換算では-22%、日本円基準では-11%)との間には45ポイントもの差がある。後述するが、トップ20の枠外へ転落するAMDはPC不振の影響で-28%。これらの大きく勝ち越した企業と大きく負け越した企業の総計で、結果として、昨年比成長率がゼロになっているわけで、成長率ゼロおよび近辺の企業は2社しかない。もはや自社業績を平均値と比較しても意味はない。
トップのIntelの売り上げはここ数年停滞している一方、Samsungの売り上げは大きく増加してきている。2014年、Intelの売り上げはSamsungより36%多かったが、2015年には21%にまで縮まるだろう。ウォン基準だとその差は11%しかない。IntelはいよいよSamsungの射程距離に入ってきた。

2015年ランキング・トップ20に新規参入する企業は、台湾の専業ファウンドリUMCである。AMDと入れ替わる。AMDの売り上げは今年28%も下落し、およそ40億ドルと予測している。換算調整後に最高の成長率を示すのは、独Infineon Technologiesで、2015年はユーロベースでは実に39%も成長すると予測している。

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