くらし情報『2015年の世界半導体売上高トップ20はどうなる? - IC Insightsが予測を発表』

2015年の世界半導体売上高トップ20はどうなる? - IC Insightsが予測を発表

これは、今年1月に買収を完了した米国International Rectifier(IR)の売り上げを含むためだけではなく、旧IRの今年の売上分11億ドルを除いた旧Infineon分だけでもユーロベースでは20%もの高い成長を示しているためである。
今年の本物のスタープレ―ヤーはソニーだ。日本円はドルに対して弱まったにもかかわらず、今年、ソニーの半導体ビジネスはドル基準でも11%成長するだろう。円基準では27%も成長する。同社はイメージセンサの販売で成功をおさめ、今年は前年比3倍以上の設備投資を実施中である。さらには、東芝大分工場の一部も買収し、勢力を着実に広げている。
2016年AvagoによるBroadcom買収とNXPのFreescale買収が完了予定だが、これらの合併は、今後のランキングに大きなインパクトを与えるだろう。AvagoとBroadcomの2015年の売上高の合計(154億ドル)は、TI、東芝、Micronを抜き去り6位相当である。
NXPとFreescaleの合計(102億ドル)は東芝を抜きさり、8位相当だ。今後数年に渡って続くことが予測される業界再編の合併・買収で、ランキングは大きく変動するだろう。

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