2015年11月16日 09:29
りそな銀行、コミュニケーションロボットによる顧客対応の実証実験
NTTデータは、11月15日より新たに開設される戦略的な店舗、りそな銀行「豊洲支店(セブンデイズプラザとよす)」において、センサーとクラウドロボティクス基盤を活用したコミュニケーションロボットによる「顧客対応支援」の実現に向けた共同実証実験を開始すると発表した。
実証実験では、豊洲支店が開設される11月15日より12月末まで、センサーによる来店者検知サービスや顧客対応支援サービスといったサービスのプロトタイプを開発し、来店者および行員の意見を聞きながら、効果の測定、業務や運用における課題を抽出し、実用化に向けた検証を行うという。
あわせて、他の展示会やイベント等にも公開することでコミュニケーションロボットによる支援業務への広い意見をヒアリングする予定。
センサーによる来店者検知サービスでは、天井に取り付けられた高感度センサーにより来店者を検知し、執務室で業務を行っている行員へ通知することで、少数での店舗運営をサポート。
顧客対応支援サービスでは、来店者を検知したセンサーとコミュニケーションロボットが連携し、「いらっしゃいませ」などの声がけを行うことで顧客対応を迅速に行うという。さらに、コミュニケーションロボットが会話の内容に合わせて来店者へセルフ受付タブレット利用を促すなど、従来は行員が行っていた案内業務をサポートする。