2015年11月16日 11:00
冬の乾き目対策、目薬のさしすぎはNG? - 種類によっては目が傷つく場合も
トレンド総研はこのほど、20~40代の会社員男女500名を対象に実施した、冬の「乾き目」についての調査結果を明らかにした。調査期間は9月30日~10月5日。
冬に目の乾きが気になることがあるか尋ねたところ、59%が「ある」と回答した。冬は他の季節と比べて目が乾きやすいと思うか聞くと、57%が「そう思う」と答えている。普段からドライアイを自覚している374名に、冬はドライアイの症状が悪化しやすいと思うか聞くと、66%が「そう思う」と回答した。
目の乾きが気になって、仕事に集中できなかったことがあるか尋ねると、63%が「ある」と答えた。「目が乾いたことで、仕事における作業効率が下がったことがある」人は60%、「目の乾きが気になって、イライラしたことがある」は59%で、乾き目は仕事に悪影響を及ぼすほか、ストレスにつながる要因にもなっていることがわかる。
眼科医の味木幸(あまきさち)医師によると、冬は他の季節に比べて、より目の乾きを感じやすい季節であるという。
「目の表面と外気を隔てているのは薄い涙の膜で、涙が蒸発して表面が乾くと、角膜が外気に直接触れてしまいます。乾燥しがちなオフィスで、パソコン作業などで目を酷使すると目に負担がかかります」