2015年11月17日 09:30
Hadoop World 2015に参加してきました
昨年は5,500名の参加者がありましたが、今年は6,300名を超えたそうです。日本で開催されるHadoop関連のイベントはいずれも無料なので、もし、Hadoop Worldの参加費(New Yorkまでのエコノミー往復航空券相当)がせめて半額になったら、参加者はどれぐらい増えるのだろう?と思いました。
イベントの内容は、昨年は非常にSpark周辺の話題が多く、名称もHadoop WorldよりもSpark Worldがふさわしいのでは?と思ったぐらいです。今年ももちろん、Spark関連の話題は豊富でしたが、Kuduなど新プロダクトの発表などもあり、相対的にSpark比率が昨年より下がり、Hadoop の復権を目の当たりにしました。以前に比べると、プロダクトの紹介だけでなく、その使い方や事例紹介の比率が高まっており、企業はデモ展示に力を入れています。
○Tutorials:Hard core data science
Hard core data scienceは文字通り、データサイエンスのかなり深い部分についてのTutorialでした。アカデミック側の講演者は機械学習の手法、企業側の講演者は機械学習の実装やそれを用いたシステム構成について講演されていました。