くらし情報『コグニティブ・ビジネスの到来 - IBM・ロメッティCEOが語るWatsonの未来』

コグニティブ・ビジネスの到来 - IBM・ロメッティCEOが語るWatsonの未来

データで企業は変わり、その結果、コグニティブになっていく。日本企業は新たなライバルの出現により、新しい競争の在り方・基盤が必要となっている」と同氏は指摘した。

また、ロメッティ氏は「深い関わりを顧客・従業員と持つチャンスはあるか、データを活用する余地はないか。そしてエビデンスに基づかない意思決定の代償はなにかと考えることだ。多くの企業は意思決定がエビデンスベースではない状況の一方、選択肢が揃えばしっかりした意思決定ができるのではないか。研究、製品開発、カスタマーサービスなどのパターンを見出す余地は多々あるほか、労働力の高齢化への対応や社員のスキルアップを図りたいということはないだろうか」とコグニティブ・ビジネス時代への対応と新しいビジネス構築の方策として問題提起を促した。

そのためにコグニティブ・ビジネスがあると同氏はいい「プロジェクトの進捗を追跡するため、まずは最初に測定指標を策定する。その後、システムをプロトタイプ化した上でトレーニングし、現在のシステムと繋げる。
もちろん業種や領域の知識を得ていなければならないが、コアなWatsonシステムを作り、業種ごとに構築している。例えばWatsonヘルスがあり、300億の画像解析ができる医療機器メーカーのソリューションを生み出しており、糖尿病の治療や膝関節の置換手術に役立てることが可能だ」

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