2015年11月20日 22:20
台湾QNAP、日本法人を設立 - 個性的・高性能・高機能NASで国内トップシェアを狙う
●各種イベントなども積極的に
台湾に拠点を置くNASベンダーのQNAPは、11月20日に都内で説明会を開き、日本法人となるQNAP株式会社(以下便宜上、QNAPジャパンと表記)の設立と、新製品(3ラインナップ)を紹介した。
説明会の第一部には、台湾QNAP社のスピーカーが登場。冒頭ではQNAP CEOのTeddy Kuo氏があいさつし、2004年に設立したQNAPは現在第4世代の製品を出荷していることと、親会社のIEIが工業用PCを作っていることもあり、信頼性には自信があること、そしてオープンプラットフォームや仮想環境への対応が進みつつあることを紹介。
続いてはSales DirectorのGeorge Chen氏が登壇。日本法人となるQNAPジャパンを10月21日付けで発足し、Chen氏が社長を務める。
日本法人の設立に伴い、展示会やイベントを通じてエンドユーザーへのQNAP製品を浸透させるとともに、パートナー向けのセミナーで導入支援を行うこと、そして日本向けテクニカルサポートの強化を重点施策として挙げた。これによって、QNAPが強いSMB市場において国内トップシェアを目指すという。