2015年11月20日 22:20
台湾QNAP、日本法人を設立 - 個性的・高性能・高機能NASで国内トップシェアを狙う
最後にProduct ManagerのDavid Tsao氏がQNAP NAS OS「QTS」の最新版である4.2の強化ポイントに関して説明。データプロテクション、パフォーマンス向上、管理、仮想化を柱に9つの強化点を説明していた。
●個人向けからエンタープライズまでの新ラインナップ
後半は具体的な新製品の説明で、まずQNAPジャパンの神崎尚君氏が、Android OSも搭載したTAS-168/268を取り上げた。Android端末としても動作し、H.264/H.265のハードウェアデコーダーも搭載しているため、ハイビジョンだけでなく4Kコンテンツの視聴にも対応していると解説。これにより、リビングでの使い勝手が高まる。
続いて、テックウインドの野嵜太郎氏がThunderbolt 2.0対応NAS TVS-821Tを紹介。
従来、Thunderbolt対応ストレージはDASのみであったが、NASとしても利用できるため、動作OSを選ばない。
また、ネットワーク帯域をフルに使えるメリットを生かし、複数台のNASやアクセスマシンの柔軟性があることを説明。
「これまでThunderbolt製品が今一つ盛り上がらなかったのは、優れた周辺機器がなかったからではないか?」