2015年11月24日 09:00
い・ろ・は・す ももの事例に学ぶ"話題のつくり方" - 鍵は4つの起爆剤
施策を行いましたね。あの取り組みは新鮮でした
豊浦氏 : そうですね、ではまず、ソーシャルとい・ろ・は・すの関係性についてお話ししましょう。弊社は主要ブランドに関して、直近24時間でどんなツイートがされているかといった「ソーシャルリスニング」を毎日行っています。ツイートされる数や頻度は、ブランドによって大きな差があります。
その中でも、い・ろ・は・すというブランドは、コカ・コーラと並んでソーシャル上の登場率が高いブランドで、1日あたり3,000~4,000件ものツイートが確認されています。このように、もともとソーシャル上でウケの良いブランドですから、ユーザーの関心事に寄り添う形でコミュニケーションを仕掛けると、より話題にされやすくなるのではと仮説を立てました。
通常であれば、「新しいフレーバーが出ました」という紹介の仕方ですよね。しかし、それだけだと"登場感"は演出できません。
「い・ろ・は・す ももという新商品が満を持して登場!」という見せ方をしたかったんです。そこで考えたのがティザーキャンペーンです。競合他社の施策を研究しつつ、弊社独自のチャレンジも含めて行ったのが、計4つのフェーズに及ぶ施策です。