2015年11月27日 12:14
セイコーNPC、非接触・高感度の磁気ラインセンサモジュールを開発
セイコーNPCは11月27日、50dpiの高い解像度を持ち、非接触でも高感度な磁気ラインセンサモジュールを新たに開発したと発表した。
同磁気ラインセンサモジュールは、50dpi間隔で高感度ナノグラニュラーTMR型磁気センサ素子をライン状に配置することで、従来ではセンシングが困難であった微細な磁気インクパターンや磁場の変化を高い解像度で非接触センシングすることが可能となった。検出幅は77mm。また、磁気センサ素子に加えて、均一な磁場特性をもったバイアス磁石と高い増幅率の変換アンプICを内蔵したことにより、従来必要であった外付けのバイアス磁石と外部変換回路が不要となった。
同社によると、磁気インクの検出、金属の非破壊検査、電流検出などといった幅広い用途に用られるとしている。量産出荷は2016年度を予定。
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