くらし情報『これさえ見れば問題なし! セキュリティ用語まとめ (2) "アンチウイルス"と何が違う? - エンドポイントセキュリティとは』

2015年12月8日 18:22

これさえ見れば問題なし! セキュリティ用語まとめ (2) "アンチウイルス"と何が違う? - エンドポイントセキュリティとは

つまり、攻撃者がウイルスに感染させる場所と考えるのが妥当です。したがって、PC端末のみがエンドポイントであるとは限りません。

ただし、大半のウイルスは、PC端末上で動作するよう設計されています。マルウェア製作者=攻撃者の意図が、ここに表れていると言って良いでしょう。

また、OSという切り口で見ると、その感染・攻撃対象の大半はWindowsですが、Mac OSやAndroidも対象です。さらに、ウイルスの種類は少ないですが、iOSやLinuxも例外ではありません。

そして、端末というとデスクトップやノートPCを連想しがちですが、ここで説明する"エンドポイント"には、スマートフォンやタブレット、サーバーも含みます。

ウイルスが、こうしたエンドポイントや端末へ到達する前に、それを検知する技術や製品があります。


メールサーバー用のウイルス対策やWeb通信を中継するプロキシサーバーと連携するウイルス対策、あるいはサンドボックス機能を搭載するファイアウォールといった製品群です。サンドボックス機能搭載型ファイアウォールを称する製品群の多くは、エンドポイントとインターネットとの間に物理的、または論理的に配置されています。

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