2015年12月11日 11:00
すぐに使える! Word文書作成テクニック (31) 「相互参照」が便利な理由
今週は「相互参照」という機能の使い方を紹介する。この機能は「図表番号」と合わせて使用するもので、本文に図1、図2、図3……といった参照文字を入力する機能となる。少し仕組みが複雑であるが、一度覚えてしまえば便利に活用できるので、気になる方は試してみるとよいだろう。そのほか、「図表番号」や「相互参照」の番号を正しい値に更新する方法も紹介しておこう。
○相互参照の挿入
前回の連載で紹介した「図表番号」を利用している場合は、本文に記す図1、図2、図3……などの文字を「相互参照」という機能を使って入力するのが基本となる。まずは、本文に「相互参照」を挿入する時の操作手順から説明していこう。
画像を参照してもらうことを示す「図3」などの文字を文中に記す時は、その位置にカーソルを移動し、「参考資料」タブにある「相互参照」をクリックする。
すると、以下の図のような設定画面が表示される。
ここでは、最初に「参照する項目」の指定を行う。この項目は「図表番号」のラベルに対応している。前回の連載のように「図」のラベルでキャプションを作成した場合は、この項目にも「図」を選択すればよい。
ラベルを選択すると「作成済みの図表番号」