2015年12月11日 12:23
ブラウザの乗っ取りやアドウェア混入、Googleの撃退策とは?
に、このような広告インジェクターが生成するインプレッションを除去するフィルタを導入した。
Google Searchで検索結果にUwSを含むサイトがあるとそれを示すようにした
Google広告ではUwSのダウンロードにつながるWebサイトを無効化した
これらの取り組みの結果、その成果は出ているようだ。Googleによると、ChromeユーザーからのUwSに関連した苦情が、上記の対策を開始する前の2014年には全体の40%を占めていたが、現在では比率は20%に下がったという。また、Chrome上で1日に表示するUwS関連のSafe Browsingの警告は500万回以上となっており、1400万人以上のユーザーが190以上の疑わしいChrome拡張を削除したという。また、AdWords経由でのUwS警告の数は2014年と比較して95%も減ったという。
これらの成果を並べながらも、まだ取り組みは道半ばだという。現在でもChromeユーザーからのフィードバックのうち、20%がUwSに関連したもので、「10人に1人のChromeユーザーは設定を乗っ取られたり、望まない広告インジェクターがマシンに入ったりしているのではないかと推測している」