くらし情報『「自分を新しい場所へ運んでくれる」- 美術家ヴァスコ・ムラオ氏が感じたiPad ProとApple Pencilの可能性』

2015年12月11日 17:04

「自分を新しい場所へ運んでくれる」- 美術家ヴァスコ・ムラオ氏が感じたiPad ProとApple Pencilの可能性

これは紙に描いていた時にはしなかった表現だ。描いて終わりにするのではなく、思い付いたらトライし続けられる。それによって新たに得られる表現があるのだ。画面そのものも好きなように広げられる。正方形のキャンバスに毎週1枚ずつ描き、横につなげていけば無限のキャンバスができる、と楽しそうに話した。デジタルならイマジネーションが物理的限界に制約されることはない。

精神的・肉体的な面でも制作がこれまでとは変わったという。細いペンで紙に向かう時は集中して呼吸も整えなくては線を引くことができなかったが、Apple Pencilならもっと肩の力を抜き、直感的に描くことができる。
考え方が全く違うのだと語る。

また、制作に様々な道を広げてくれるツールだとも言う。Procreateで制作したファイルはProcreate同士でレイヤーなどの設定を保ったまま他のユーザーとやり取りができる。Adobe Illustrator Drawで描画すればベクターでIllustratorなどのソフトへ渡せる。クライアントワークでも、途中段階のチェックがメールだけで済むようになる。さらに、現在はサウンド作りにも挑戦中だという。

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